ベルクハインに何を着ていく?ベルリンのテクノ・ドレスコードガイド

ベルクハインの服装ガイド:ベルリンのテクノクラブのドレスコード

ベルクハインの服装についてのガイドは、どれも同じ前置きから始まります。「ドレスコードはありません」。理屈のうえでは正しいのですが、実際にはなんの役にも立ちません。明文化されたルールはなくても、ドア(入場審査)はあります。そしてドアは、約4秒であなたを見極めます。見られているのは服の値段ではなく、あなたがこれから入ろうとしているその夜にふさわしい人に見えるかどうかです。

当店はベルリンへたくさんの注文を発送しています。ここにまとめたのは、実際に入場できたお客さまから学んだこと、そして中に入ってから彼らが何を着ているかです。本当のドレスコードが始まるのは、中に入ってから。熱気と汗と動きに満ちた12時間です。

ドアが実際に見ているもの

ベルクハインの(そしてキーウからトビリシ、アムステルダムまで、本気のテクノクラブのほとんどの)バウンサーは、ファッションを審査しているわけではありません。ふるいにかけているのは「何をしに来たか」です。ボタンダウンシャツの集団は、体験を集めに来た観光客に見えます。前を開けたジャケットの下に使い込んだ黒のハーネスを着けた一人は、自分がどのフロアに向かうのかちゃんとわかっている人に見えます。

秘訣はこれだけで、お金でごまかすことはできません。写真に撮られるための服ではなく、12時間踊るための服を着ること。以下はすべて、この一つの原則から導かれます。

ベースはブラックから

ブラックが定番なのには理由があります。汗が目立たず、流行に左右されず、素材の質感に語らせてくれるからです。ただし「オールブラック」は、黒のTシャツに黒のジーンズという意味ではありません。それは別の仕事の制服です。うまくいくのは、肌見せと構造のあるブラックです。コットンの代わりにシアーメッシュのタンクトップ、シャツの代わりにハイカットのメッシュボディスーツ、いかにもクラブウェアらしいテカテカした素材の代わりにマットな素材を。メッシュ、フィッシュネット、シアー素材は体へのなじみ方がそれぞれ違います。メンズボディスーツのガイドでは、それぞれのフィット感と、胴の長さに合わせたサイズの選び方を解説しています。

マットであることが大事です。ベルリンのテクノスタイルは、グラムではなくインダストリアル寄り。ウェットルックやフェイクレザーはしっくりきますが、スパンコールやツヤツヤの素材は別の街の服に見えます。

すべてを決めるレイヤー:ハーネス

テクノを知っている人だと一目でわかるアイテムがあるとすれば、それはボディハーネスです。メッシュトップスの上に、素肌に直接、あるいは1時間もしないうちにガルデローベ(クローク)に預けることになるジャケットの下に。ハーネスは、コーディネートを「ただの黒い服」から「この場になじむ人」へと変えてくれるアイテムです。

その最強版が、胸から太ももまでストラップが走るインダストリアルなフルボディハーネスです。装飾ではなく、構造を足してくれます。ストラップ系のアイテムに慣れていないなら、メンズハーネスのコレクションに、シンプルなチェストハーネスから全身タイプまでそろっています。もっと詳しく知りたい人のために、ハーネスの種類とサイズの選び方ガイドも別に書いています。

正直なアドバイスをひとつ。憧れのサイズではなく、自分のサイズを買ってください。2時間目に食い込み始めたハーネスは、3時間目には手に持って歩くことになります。

レザーとフェティッシュの空気感

ベルクハインはベルリンのゲイ・フェティッシュシーンから生まれたクラブで、ドアは今もその歴史を背負ったアイテムに敬意を払います。カッティングさえ合っていれば、フェイクレザーも本物と同じように通用します。体にフィットしていて、ストラップがあり、金具が見えていること。フェイクレザーのボディスーツは、レザージャケットよりもずっと効果的です。ジャケットはただの服ですが、ボディスーツはひとつの主張だからです。

さじ加減としては、フェティッシュ感のあるアイテムを1〜2点、自分のものとして自然に着こなすこと。初めて行くときに頭からつま先までコスプレのようなレザーで固めると、そのまま「仮装」に見えてしまいます。

マスクとバラクラバ:うまくいく条件

メッシュのフェイスマスクやバラクラバは、一部の人だけのものから、ハードテクノのスタイルの定番になりました。ブラックのメッシュマスクは踊っても苦しくないほど通気性があり、判断基準はまさにそこだけです。20分で外したくなるものは、持っていかないほうがいいでしょう。当店のバラクラバ・メッシュマスクは、まさにそのために作っています。インスタ映えではなく、クラブの熱気のために。

知っておきたいこと:ドアによっては、顔の確認のためにマスクを下げるよう求められます。よくあることなので、言い返さずに従いましょう。

靴:その場しのぎがきかない唯一のもの

当店は靴を販売していないので、中立的なアドバイスとして聞いてください。丈夫な黒のブーツか、しっかりした暗い色のスニーカーで、すでに履き慣らしたものを選びましょう。新しい靴でコンクリートの上に12時間いるのは、一度やれば二度と繰り返さない失敗です。白いスニーカー、ローファー、華奢な靴は家に置いていきましょう。

ベルクハインで通用しない服装

リストは短く、いつも同じです。目立つロゴやブランド表示:このスタイルはそもそもアンチブランドです。ネオンカラーのフェス服:それは昼のレイブの流儀で、ベルリンの地下クラブの流儀ではありません(私たちも大好きですが、フェスシーズンまで取っておきましょう)。グループでおそろいのコーデ。ルーフトップバーに着ていくような服。そして、仮装用品店で買ったようなフェティッシュ風の服:ドアは、着慣れたアイテムと昨日買ったばかりのアイテムの違いを見抜きます。

12時間もつ服を

何を組み合わせるにしても、実用面のチェックを通しましょう。メッシュは曲の合間に着たまま乾くので、コットンより上。ボディスーツは動いてもずれないので、シャツより上。ストラップはぴったりと、でも指2本分の余裕を残して。中ではポケットが少ないので、スマホと現金は鍵付きの小さなバッグかファスナー付きポケットに入れましょう。手で持たなければならないものより、ずっと快適です。

それから、ガルデローベのことも計画に入れておきましょう。どんなジャケットで来ても、結局は預けることになります。本当のコーディネートは、その下に着ているものです。

注文前のサイズ選び

フェス・レイブ衣装のコレクションはすべてXS〜5XLの受注生産で、女性用パターンのラベルを付け替えたものではなく、胸囲、肩幅、胴の長さなど男性の体に合わせて裁断しています。勘で選ばず、注文前にサイズガイドで採寸してください。サイズが大きすぎても小さすぎても、いちばん差が出るのがハーネスとボディスーツです。

送料は全世界無料で、すべてのアイテムはキーウで手作りしています。ベルリンへのご注文は通常7〜16日で届くので、クラブに行く週末の3週間前までに注文すれば安心です。日本へのお届けは12〜25日が目安です。

まとめ:ベルクハインの服装

ブラック、マット、構造感。ロゴより肌。ハーネスをひとつ、さりげないフェティッシュのアクセントをひとつ、そして最後まで耐えられる靴。ドアの前で撮る写真のためではなく、12時間のために服を選べば、ドアもたいていそれに応えてくれます。

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