メンズTバック・ジョックストラップの選び方:Gストリングとの違いとサイズの目安

このカテゴリーでは4つの言葉がほとんど区別なく使われていますが、実はそれぞれまったく別のアイテムを指しています。間違ったものを買ってしまうのは、二度と着ない一枚を抱えることになるいちばんよくあるパターンです。メンズTバックやジョックストラップの選び方で失敗しないために、まずは30秒だけ使って言葉を整理しておきましょう。

4つのアイテムの本当の違い

Tバック。前はポーチ、後ろは細いストリップ、そしてぐるりと一周するウエストバンド。後ろのストリップの幅はたいてい1〜2cmです。4つの中でいちばん多く着られていて、いちばん失敗の少ないタイプ。ほとんどの人がここから始めます。

Gストリング。考え方はTバックと同じで、布がさらに少ないものです。後ろはストリップではなくひも状で、サイド部分もコード(ひも)だけになっています。腰の高い位置にくるので、そのぶん露出も大きくなります。マイクロTバックはそれをさらに推し進めたもので、前のポーチまで最小限のカバー力に削られています。

ジョックストラップ。前にポーチ、ウエストバンド、そして太ももを回って後ろで合流する2本のストラップ。お尻側はオープンです。大事な違いは構造にあります。ジョックストラップはお尻を覆う布ではなくレッグストラップで支えられているので、重さのかかり方が違い、動いてもGストリングのようにずれることがありません。

オープンクロッチ(ウーヴェール)。「ウーヴェール」はフランス語で「開いた」という意味です。ふつうのブリーフやショーツと同じカットで、前側かクロッチ部分にだけ開口部があります。それ以外は一般的なカットなので、フィット感はブリーフと同じです。

ほかにボクサーもあります。このカテゴリーでボクサーといえば、たいていカットアウトやメッシュのショートパンツのこと。布が多くカバー力もあるので、まだTバックに踏み切れない人にとって、ハードルの低い一歩になります。

女性用のカットが男性の体に合わない理由

すでに女性用のTバックを試してうまくいかなかったなら、原因はサイズではありません。

女性用のブリーフやTバックは、フロントが平らになるように設計されています。ポーチもなければ、布に奥行きを持たせる工夫もなく、何かを収めるための余裕がまったくありません。男性の体に着けるとフロントの布がピンと張り、それが全体を前に引っぱります。ウエストバンドは前が下がって後ろがずり上がり、脚まわりのゴムが太ももの付け根に食い込み始めます。サイズを上げても、ウエストがゆるくなるだけでフロントは張ったまま。増えた布はヒップまわりに回るだけで、本当に必要な部分には行かないからです。

もうひとつの違いは股上です。女性用のTバックはヒップに対して胴が長めの体型に合わせてカットされているので、多くの男性が着るとウエストバンドが想定より低い位置にきて、後ろのストリップの位置もずれてしまいます。

着ていることを忘れられるか、一日中気になってしまうか。それを決めるのはポーチです。

フロントの選び方

このページで取り上げるすべての要素の中で、それがいつものローテーションに入るか、引き出しの奥で眠るかを決めるのはフロントです。

立体ポーチ。縫い目で奥行きを出しているので、しっかり支えて形も崩れません。最初の一枚としていちばん無難で、服の下にも使えるタイプです。

ストレッチのきいたフラットフロント。縫い目はなく、布そのものが伸びるタイプ。ラインはすっきりしますが、サポート力は控えめです。レースややわらかいメッシュなら問題ありませんが、伸びの少ないサテンにはあまり向きません。

オープンフロント・オープンクロッチ。服の下に着るためではなく、見せるためのもの。ウエストバンド以外に、フィットについて考えることはありません。

チェーンやひものフロント。たまたま下着の形をしているジュエリーです。調節できるのでサイズはほとんど関係なく、昼間のお出かけよりも、ベッドルームや、ごく限られた種類のダンスフロア向けです。

サイズの選び方

大事な数字は2つだけ。そして胸囲はそのどちらでもありません。

  • ウエスト:胴のいちばん細い部分、おへそのすぐ上を測ります。メジャーは平らに当てて、締めつけないように。
  • ヒップ:両足をそろえて立ち、腰からお尻にかけていちばん張り出した部分を一周測ります。

ヒップの数値が範囲に入るサイズを選び、そのうえでウエストを確認します。2つが別のサイズになったら、ヒップを優先してください。ウエストバンドにはゴムが入っているので対応できますが、小さすぎる脚口には逃げ場がなく、食い込んでしまいます。

サイズ ウエスト ヒップ
XS 66〜70cm(26〜27インチ) 86〜90cm(34〜35インチ)
S 71〜76cm(28〜30インチ) 91〜96cm(36〜38インチ)
M 77〜82cm(30〜32インチ) 97〜102cm(39〜40インチ)
L 83〜89cm(33〜35インチ) 103〜108cm(41〜42インチ)
XL 90〜98cm(36〜38インチ) 109〜114cm(43〜45インチ)
2XL 99〜104cm(39〜41インチ) 115〜120cm(45〜47インチ)
3XL 105〜110cm(41〜43インチ) 121〜126cm(48〜50インチ)
4XL 111〜118cm(44〜46インチ) 127〜134cm(50〜53インチ)
5XL 119〜126cm(47〜50インチ) 135〜142cm(53〜56インチ)

サイズの間で迷ったら、大きいほうを選んでください。詳しくはサイズガイドをご覧ください。

ジョックストラップは、実際にはサイズの考え方が少し違います。重さを支えるのはレッグストラップなので、Tバックよりも太もも周りのサイズが大事になります。ウエストに比べて太ももががっしりしているなら、ストラップを無理に伸ばそうとせず、サイズを上げてください。

初めて着るときに

誰も教えてくれないことをいくつか。どれもまったく普通のことです。

1時間くらいは着ていることを意識します。後ろのストリップを体が新しい感覚として受け止め、そのうち気にならなくなります。1日たっても気になるなら、間違っているのはアイテムではなくサイズです。

フロントは服を着る前に整えましょう。着た後ではなく。すべてをポーチの中に収め、下向きではなく上向きに。ひと動作で済むことですが、快適かどうかはここで決まります。

服の下ならTバックの勝ち。体にフィットした服でも下着のラインが見えません。これはたいていのブリーフにはできないことです。ジョックストラップもズボンの下に着られますが、タイトな服だとレッグストラップの感触が気になるはずです。

擦れは素材の問題です。暑い日に一日中レースが肌に触れていると、脚口のあたりが擦れます。メッシュやサテンならそうはなりません。長い一日を過ごすなら、それに合わせて素材を選びましょう。

スタイルが合っていない不快感は、サイズを上げても解決しません。後ろのストリップそのものが気になるなら、必要なのは大きいTバックではなく、カットアウトボクサーかオープンクロッチのブリーフです。

素材ごとの特徴

メッシュはいちばん失敗の少ない素材。縦にも横にも伸び、通気性があり、乾きが早く、長い夜にも耐えてくれます。いちばん透け感が強い素材でもあり、それが目的の場合もあれば、そうでない場合もあるでしょう。

レースは見た目がいちばんきれいで、扱いがいちばん難しい素材。適度に伸びて美しくなじみますが、一日中着ていると縁の部分が擦れます。短時間の着用に向いています。

サテンは3つの中でいちばん伸びないので、サイズ選びのミスにいちばん厳しい素材です。同時に、いちばん特別なご褒美感がある素材でもあり、それでもみんなが買ってしまうのはおそらくそのせい。採寸は念入りに2回確認しましょう。

ヴィーガンレザー(フェイクレザー)はまったく伸びず、通気性もありません。サイズが合っていれば、ひと晩くらいなら問題なし。楽観的にサイズを選ぶと、20分もしないうちに失敗だったと気づくことになります。

どれから始める?手頃なアイテムから順に

そもそも自分に合うかどうかを確かめる一枚がほしいなら、答えはシンプルなメッシュTバックです。手頃な価格で着心地もよく、知りたいことをちゃんと教えてくれます。

ラインナップのすべてはメンズTバック・ジョックストラップのコレクションでご覧いただけます。メンズ シースルー・メッシュ下着とメンズ ボディジュエリーにも、さらに多くのアイテムがあります。

お手入れ

冷水で手洗いし、平らに置いて乾かしてください。ゴムやレースをだめにするのは着用ではなく洗濯機です。どんなTバックでも最初に傷むのはウエストバンドのゴムで、その原因はお湯です。

メッシュは絞らないでください。代わりに手のひらで挟んで水気を押し出しましょう。

まとめ:メンズTバック・ジョックストラップの選び方

普段使いや服の下にはTバック。カバー力を減らしたいならGストリング。後ろをオープンにして、重さをレッグストラップで支えたいならジョックストラップ。一般的なブリーフに開口部がほしいならオープンクロッチ。サイズはウエストではなくヒップで選び、迷ったら大きいほうを。そしてレースやサテンの前に、まずはメッシュから始めましょう。

もっと全体像を知りたい方は、女装下着・男の娘ランジェリー完全ガイドでほかのカテゴリーを、メンズハーネスガイドでストラップのあるアイテム全般を紹介しています。

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