男性が着る女性用ランジェリー:サイズ、フィット感、本当に合うもの

女性用下着を男性が着るときのサイズと選び方:本当に合うもの・合わないもの

ランジェリーを着てみたい男性の多くは、同じところからスタートします。ちょうどよさそうなサイズの女性用下着のセットを買ってみたら、うまく合わない。ブラはずり上がり、アンダーバンドは食い込み、ショーツは前側がきつい。そして「注文するサイズを間違えたんだ」と考えるのがお決まりのパターンです。

でも、たぶん間違えてはいません。女性用下着はあなたとは違う体型を前提に型紙が引かれていて、型紙の問題はサイズ表のどのサイズを選んでも解決しないからです。「男性向けの女性用ランジェリー」「女性もののランジェリー」「フェミニンなランジェリー」と呼び方が変わっても、その下にある型紙はたいてい同じ。そして合わない原因は、まさにその型紙です。

女性用下着が男性の体に合わない4つのポイント

ひとくちに「合わない」と言っても、実は4つの別々の問題があり、それぞれ答えも違います。だからこそ、具体的に見ていきましょう。

カップ。ブラのカップは、ボリュームを支えるために作られた立体的な形をしています。中を満たすものがないと、カップはつぶれて胸元に折りじわができます。写真でいちばん目立ってしまうのがこのしわです。カップサイズを上げても下げても変わりません。形そのものが合っていないからです。

アンダーバンドと胸郭。女性用ブラのアンダーバンドは、一般的により細く丸みのある胸郭に合わせてサイズが決められています。男性の胸郭は幅が広く前側が平らなので、採寸どおりのバンドでも脇はきつく、前は浮いてしまうことがよくあります。

ショーツの前側。女性用ショーツは前が平らに裁断されています。男性の体に必要な部分に生地のゆとりがないので、前のパネルが引っぱられ、脚まわりのゴムがずり上がり、ウエストバンドが前に倒れてしまうのです。

ストラップの位置。女性用ブラの肩ストラップは、狭い肩幅を前提にした型紙なので間隔が狭めです。肩幅が広いと、ひと晩じゅう外側にずり落ち続けます。

問題なく使えるもの

すべてを買い替える必要はありません。実質ユニセックスと言えるカテゴリーもいくつかあり、それらは女性用から選んでもまったく問題ありません。

  • ガーターベルト。ウエストと腰にのせて着けるものなので、誰の体かは関係ありません。服のサイズではなく、ウエストの実寸で選びましょう。
  • ストッキングとガーターレスストッキング。身長と太もも周りでサイズが決まります。まず太もも周りの数字を確認してください。多くの男性がワンサイズ上を必要とするのがここだからです。
  • チョーカーなどのネックアイテム。長さ以外に、フィット感を左右する要素はありません。
  • カップレスブラとソフトカップのブラレット。成形カップ(モールドカップ)がないので、つぶれる心配もありません。そのまま問題なく使える、唯一のブラのカテゴリーです。

ほぼ確実に合わないもの

プッシュアップブラや成形カップは、胸で埋まらない形をパッドが保ったままになるので合いません。バルコネットブラも同じ理由に加えて、ワイヤーの位置が合いません。細い胸郭向けに作られたワイヤー入りのものも同様です。そして女性用Tバックのほとんどは、前のパネルが単純に小さすぎます。

知っておきたい2つの対処法

すでに持っているものをなんとか着たいなら、方法は2つあります。ひとつは、ブラエクステンダー(安くてどこでも買えるホック延長パーツで、3〜5cm長くなり、脇の圧迫感がかなり楽になります)でアンダーバンドを延ばすこと。もうひとつは、ストラップを長いものに付け替えるか、付け位置を外側に広げることです。どちらも成形カップの問題は解決しませんが、アンダーバンドとストラップについてのよくある2大不満は解消できます。

もうひとつの選択肢:今の体に合わせて作られた下着

もうひとつの方法は、最初から男性の胴体に合わせて型紙を引いたランジェリーを選ぶことです。同じレース、同じシアーメッシュ、同じカラーで、型紙だけが違う。私たちが作っているのは、まさにそういう下着です。カップは成形せずソフトカップかオープンカップに、アンダーバンドは広めの胸郭に合わせて裁断し、ショーツの前パネルにはきちんとゆとりを持たせ、ストラップは広い肩幅に合わせて付けています。

レベル別に、最初の一着の候補をいくつか挙げておきます。

全ラインナップはメンズブラ・男性用ブラジャーにあり、メンズランジェリーセットやメンズ レース下着のコレクションにもさらに揃っています。

女性用下着を男性が選ぶためのサイズの測り方

測るのは3か所。やわらかいメジャーを使い、素肌か薄手の下着の上から測ります。メジャーは引っぱりすぎないでください。体を締めつけず、平らに沿う程度が目安です。

  • 胸囲:いちばん厚みのある部分を、脇の下でメジャーを水平にして一周。
  • ウエスト:胴のいちばん細い部分を一周。たいていおへその少し上です。
  • ヒップ:腰とお尻のいちばん張っている部分を一周。

シャツのサイズから換算するのではなく、測った数字が範囲に収まるサイズを選んでください。サイズはXS〜5XLです。

サイズ 胸囲 ウエスト ヒップ
XS 82〜88cm(32〜34インチ) 66〜70cm(26〜27インチ) 86〜90cm(34〜35インチ)
S 89〜94cm(35〜37インチ) 71〜76cm(28〜30インチ) 91〜96cm(36〜38インチ)
M 95〜102cm(38〜40インチ) 77〜82cm(30〜32インチ) 97〜102cm(39〜40インチ)
L 103〜109cm(41〜43インチ) 83〜89cm(33〜35インチ) 103〜108cm(41〜42インチ)
XL 110〜117cm(44〜46インチ) 90〜98cm(36〜38インチ) 109〜114cm(43〜45インチ)
2XL 118〜124cm(47〜49インチ) 99〜104cm(39〜41インチ) 115〜120cm(45〜47インチ)
3XL 125〜130cm(49〜51インチ) 105〜110cm(41〜43インチ) 121〜126cm(48〜50インチ)
4XL 131〜138cm(52〜54インチ) 111〜118cm(44〜46インチ) 127〜134cm(50〜53インチ)
5XL 139〜146cm(55〜57インチ) 119〜126cm(47〜50インチ) 135〜142cm(53〜56インチ)

サイズの間で迷ったら、大きいほうを選んでください。ガーターやストラップは短く調節できますが、生地は伸ばして大きくすることはできません。詳しい情報やマスク・ジュエリーのサイズはサイズ表に載っています。ブラについて詳しく知りたい方は、メンズブラのサイズの測り方のガイドで、一般的なアンダーとカップの計算式が男性の胸にはなぜ当てはまらないのかを解説しています。

素材ごとの特徴

いちばん融通がきくのはレースです。縦にも横にも伸びて、体に張りつかずにふんわり落ちるので、平らな胸を目立たせるのではなく、きれいに見せてくれます。シアーメッシュは体により近くフィットしてラインが出やすいので、サイズが正確なほど映えます。サテンは3つの中でいちばん伸びないので、サテンを選ぶときは2回測りましょう。

実際の買い方3パターン

自分用に、こっそり。好きな色のソフトカップのセットを1つ選ぶところから始めましょう。複雑なものやワイヤー入りは避けて。習慣になったら、そこから少しずつ増やしていけばOKです。

パートナーへのプレゼントに。できれば胸囲・ウエスト・ヒップの数字を聞いておきましょう。聞けない場合は、ガーターベルトとストッキングがいちばん無難なプレゼントです。幅広い体型に合い、カップの形にもまったく左右されないからです。ランジェリーを着る男性へのクリスマスギフトガイドでは、本人に聞かずにサイズを割り出す方法や、誰にでも合うアイテムなど、さらに詳しく紹介しています。

外出用に。重ね着がおすすめです。メッシュトップスの下にレースのブラレット、前を開けたシャツの下にセットを合わせると、「見えてしまった」ではなく「あえて見せている」スタイルになります。

お手入れ

冷水で手洗いし、平らに置いて乾かしてください。レースやゴムを傷めるのは着ることではなく、洗濯機です。しまうときもたたまずに平らに置けば、レースに1本の折りじわがつくのを防げます。

まとめ

女性用下着が男性の体に合わないのは、サイズではなく型紙の問題です。ガーターベルト、ストッキング、チョーカー、ソフトカップのブラレットは問題なく使えます。カップ、ワイヤー、Tバックの前側は合いません。胸囲・ウエスト・ヒップを測ってその数字で選び、メッシュやサテンの前に、まずはレースから始めましょう。

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